ほんわかぱっぱオブ・ザ・デッド

明るいかんじでいこう

カロナールの僥倖

 昨日書けなかったので2日分をちょびっと

 

 

 

・退院した。

土曜日の予定を金曜日に前倒してやった。

あっさりと、お茶漬けズズーって感じで手続きを完結。

 


これで当面の入院はない。

ここ数年のゴタゴタが全てケリついた格好である。

 


ここ数年のことをぼーっと考える。

まぁ「大変」という感想しかなく、気を入れてまとめない限り、自分の中の「ベールに包まれたなにかとてつもない苦痛の時代」という体験であり続けると思う。

 

 

 

退院の朝、隣室の人が亡くなった。

なんとかたどり着いたという風体の家族が電話をかけ、誰かに「間に合わなくてゴメンね」と謝っていた。

 


車イスのおばあちゃんは泣いていた。

 


手術室に運ばれるのとは違う「搬送」といった感じのストレッチャーが、ビニール手袋をしたお医者さんに運ばれてきた。

 


現実感がその辺でグワングワンし始めた。

これは今のことだろうか、それとも自分の起こりえたこと? もしくは未来の自分だろうか。

 


ご遺体が運び出されるとき、こちらの部屋のドアがピシャリと閉められた。

 

病室を個室にすると、ふとしたときに脳内思考ループが始まって止められなくなるので、4人部屋の方が落ち着かないけど気は紛れます。

 

 

 

・サークルの人たちの飲み会に参加するための飛行機のチケットを買い、未来への布石を打った。

 

ほんの1年前は透析してたので、ベットの中で、「もうあの人たちには2度と会えないかもな」とうっすら泣いたりしたものが、たった数万払えば会いにいけるようになったのはなんたる僥倖であろうか。

 


僥倖って字、やりすぎですよね。

 

 


・痛み止めを処方された。

 


カロナールというやつ。

カロナールは良い。副作用がほとんどないので効き目は弱いが、まぁ軽い気持ちで飲める。

 


腎臓で代謝しないので、腎臓系の病気の人はまぁこれ一択なのかな。

 


カロナールで効かなければロキソプロフェンになる。

 


・目を閉じるときに白目になるんだが、これは昔から指摘されてたのにどうも直せない。

 


その理由はまぶたを閉じる認識の違いだと思う。

 

普通の人はシャッターみたいにストーンと落とすイメージでは?

 

私の場合はブラインドの要領で、一旦「引く」という動作をしなくてはいけない。

 


つまりまぶたを落とすのではなく、眼球の手前(脳側)を下に引くことで、紐を下ろす要領でまぶたを落としているのだ。

 


これは家にブラインドがある人間は結構かかってるクセなのかもしれない。

 

こういうとき図で説明できないのがもどかしい。